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近現代日本史との対話【戦中・戦後―現在編】 (集英社新書)

,成田龍一

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ペーパーバック : 418 ページ pages
作者 : 成田龍一
コレクション : 本
ISBN-10 :
フォーマット : Kindle版,
本のタイトル : 近現代日本史との対話【戦中・戦後―現在編】 (集英社新書)
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国家の営みに従って書かれた通史ではなく、本書は人びとの経験や人間関係をつくり出す動きに着目、それを「システム」と呼び、その推移を追うことで近現代日本の歩みを叙述する。“幕末・維新―戦前編”に続き、本書は一九三七年の日中戦争にはじまり、第二次世界大戦、敗戦とその後の占領期、そして高度経済成長期を経て、現在に至るまでの道筋を描く。「システム」を通して、近現代日本史を概観すると、“いま”が歴史上の転換期であることが見えてくる。現在をより深く知るための必読書! 高校の新必修科目「歴史総合」対応。 【目次】第三部 恐慌と戦争/第二章 日中戦争と米英との開戦(一九三七―一九四五年)/第三章 敗戦と占領(一九四五―一九五一年)/第四部 現代日本の形成と展開/第一章 サンフランシスコ体制――日米安保と五五年体制(一九五一―一九六〇年)/第二章 経済大国と「六八年」の運動(一九六〇―一九八〇年)/第三章 一九八〇年代の日本(一九八〇―一九九五年)/第五部 <いま>の光景(一九九五年―)/おわりに/あとがき/参考文献/略年表/索引
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著者 [EPUB]からタイトルをダウンロード-電子ブックをダウンロード以下は、近現代日本史との対話【戦中・戦後―現在編】 (集英社新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
新書としては極めて浩瀚であり、しかも近現代史を二巻で扱うわけで十分な詳細さを持っており、知識を得るにはまさに好適である。さらに惹句にある新課程の「歴史総合」の副読本といった準教科書的概説書としての性格を、良い意味で逸脱した問題提起の書でもある。大部の本書については、論ずべき点は多々あるが、その中で最もポレミークと思われる点を挙げたい。著者は、いわゆる総力戦体制が旧来の地主・財閥支配体制を解体する契機を持ったある種の社会改革としての性格を持つものと捉えており、だからこそ多くの国民が、いわばそれに希望を抱き、或いは利益を齎す可能性を信じ率先して、若しくは自発的に参画していったと考えているようだ。従って、それを推進した東條英機には改革者としての側面があり、岸信介のような革新官僚と言われる人が彼に付いたことも、そう考えると理解できる。そして、敗色濃厚になり東條の戦争指導責任が問われる状況を奇貨として旧来の特権層の巻き返しがあり、それが小磯・鈴木内閣に結実して終戦に至る、と見ている。また、総力戦体制の志向した改革は占領軍により実現されるわけで、その意味では戦後は戦前・戦中から断絶しているとはいえない。これは非常に面白い考え方であり、また日本にとどまらず市民革命を経験できず、封建的特権階層と中間団体が残存し、結果的に市民としての個人を析出できなかった後発資本主義国に於いては、すべからく当てはまる歴史過程と言えるかもしれない。実際、著者は総力戦体制を支えるイデオローグとして北一輝を参照しており、そうすると国家社会主義・ファシズムについても新たな評価視点が必要とも思える。これは、もう一つの近代化の実相を説明する優れた理論であり、著者独自のシステムという概念に対する方法論的賛否は別にして注目されるべきである。現況の開発独裁との親和性もあり、理論的射程は相当に広いのではないか。つまりは、本書の意図するところではないが、新たな近代化パラダイムを提示されているとも言えるわけで、著者にはこの理論につき、その通有性も含め詳述して戴きたい。先日、著者と姜尚中氏との対談をジュンク堂書店で聴く機会があり、姜氏も総力戦体制については著者の理論的貢献を指摘されていた。その際、著者に直接に伺ってみたところ、理論的射程の広汎さはご自身も述べられていたが、後発資本主義国にとどまるものではないとも言われた。俄に同意できないが、フランスが例になる典型近代化過程をあまりに理念化することへの疑義とも受け取れ、西洋近代総体につき別異の捉え方をされているようで、是非ともご見解を明らかにして欲しい。また、その折に、戦後体制は占領軍による総力戦体制の志向した改革の実現から始まるが、吉田茂に結節する親米保守の招来を当然に齎し、それが戦後政治をリードしたものの、ここにきて岸の孫である現首相をシンボルとしたかつての路線が台頭しているとも言われ、これも賛同できないが、極めて面白い指摘ではある。この論点以外にも、著者の独自の見解は多く、しかも単なる異説提示というレベルではなく、読む者全てを考えさせずにはおかないというレベルであって、そのインパクトは絶大だ。ともかく本書は新書の域を遥かに超えた問題の書であり、活発な論争が誘発されることを刮目して待ちたい。

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